サント・トロワ大聖堂の中には、ジャンヌ・ダルクが神の声を聞いてからルーアンで火刑に処されるまでを
克明に表したステンドグラスやジャンヌの礼拝堂、マルトロワ(殉教)広場には騎馬像と、
街を歩けばジャンヌにあたるオルレアンです。1435年から続くお祭は、革命の時も大戦の時も欠かすことなく、
毎年5月に盛大に行なわれているそうですし、20世紀になって公式に聖女と認定されたことなど、
現代生活にジャンヌが生きているというメンタリティは日本人の理解を超える部分があるように思えます。
街の中をモダン・デザインのトラムが走っていました。フランスのいろんな地方都市で見直され、
復活している交通手段のようです。古い建物にもしっかりと調和しています。
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