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石鎚山           May15 2006

スカイラインの終点1500m地点より石鎚山を遠望
登山道半ばの休憩地点より 少し残っていた雪渓
段々近付いてきた山容 瓶が森方面を遠望
 
西日本最高峰の石鎚山(1982m)は平安時代初期の「日本霊異記」にも出て来る古い霊山で、
空海も修行をした山だと言われています。
昔は女人禁制であった霊山も、今はスカイラインで1500m地点まで車で簡単に行けますし、
初心者向きの木道が整備されていますので、片道4・6kmをハイキング気分で登ってきました。
 

   
イシヅチザクラ   −バラ科− コヨウラクツツジ   −ツツジ科−
サイゴクミツバツツジ   −ツツジ科− アケボノツツジ   −ツツジ科−
オオカメノキ    −スイカズラ科− ショウジョウバカマ   −ユリ科−
ワチガイソウ    −ナデシコ科− ヒメナツトウダイ  −トウダイグサ科−
 

   
鎖場 天狗岳
石鎚神社 弥山山頂(1974m) 真中が立松氏
 

かっては鎖場だけしかなかったと思われる最後の急な上りには階段が整備されていました。
この鎖場は、登山靴より修行者の足袋に合った形になっているようです。
(「永遠の仔」のクライマックス場面を思い出される方も・・・・?)

雑誌「岳人」に「百霊峰巡礼レポート」を連載中の立松さんに弥山山頂でお会いしました。
ツーショット写真を撮らせていただいたら、アーモンドチョコレートまで下さいました。

こういう場所で聞く山伏の法螺貝の音は心に沁みるものがありましたが、
「法螺を吹く」という表現の歪曲プロセスには面白いものが潜んでいそうですね。
「法螺と喇叭は大きく吹け」ということわざもあります。(←やってみたい!)

ゆっくり花の写真を撮りながら、登り2時間半、下り2時間弱の山旅でした。
簡単すぎて霊山のご利益は望めそうもありませんが、何はともあれ頂上制覇は最高の気分でした。

 

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