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上高地        Jun4-6  2006
 
シチリア以来の旅仲間と去年の夏から計画していた上高地2泊3日の旅に行ってきました。
上高地リピーターの名古屋のK夫妻が幹事役、北アフリカにもご一緒した学友3人組が
今回は夫人同伴でご参加、計5組の夫婦が4日の午後3時に上高地のホテルで落ち合うことになりました。
北海道のM夫妻だけがご都合がつかず残念でした。
 


乗鞍高原            Jun4 2006

乗鞍岳遠望
善五郎の滝
   
3人組ご夫妻は新宿から同じ電車でいらっしゃることになりましたが、私達は少し欲張って他へも寄ってみようと、
朝7時前に車で出発して乗鞍高原に立ち寄り、2時間程散策を楽しみました。

古くは愛宝(あぼう)山と呼ばれた霊山、乗鞍岳は標高3026mの堂々とした勇姿を見せていました。
マイカー規制で車は乗鞍高原までしか入れませんが、乗鞍エコーラインの開通期間の7〜9月は、
シャトルバスやタクシーで山頂まで行くことが出来るそうです。
(岐阜県側の乗鞍スカイラインは5・6月と10月開通で、時期をずらすことによって自然を保護している様子。)

1時ごろ沢渡に到着し、車を預けてシャトルバスに乗り換え、上高地へ向いました。
釜トンネルの改修工事が昨年終ったことによってかなり時間が短縮されたようで、
30分程で上高地のバスターミナルに着きました。
 

 
ミヤマザクラ  -バラ科- ムラサキヤシオ  -ツツジ科- ミネカエデ -カエデ科-
 
信州に入ってからはニセアカシアやウワミズザクラの白花、キリやフジの紫花が新緑に色を添えていました。
乗鞍高原ではミズバショウが盛りを過ぎ、花をつけた数種の花木が目に付きました。
 

 
上高地           Jun4-6 2006

船頭数名?
田代湿地
笑顔集団
 
ホテルで一休みした後、3時半にロビーに集合して、散策に出掛けました。
梓川左岸を下り、Tホテルのラウンジでお茶を楽しんでから、田代池まで歩くというK夫妻のプランを楽しみました。
ティタイムの定番はコーヒー&ケーキのセットですが、名物‘山ぶんどドリンク’に惹かれ、
ぶどうジュースにケーキというちょっと変な取り合わせをしてしまいました。
正解はコーヒーだったかもしれませんが、山ぶんどを試すのも計画のひとつでしたから良しとしておきましょう。
 

 
花図鑑その1
エゾムラサキ  −ムラサキ科− オオタチツボスミレ −スミレ科− ラショウモンカズラ −シソ科−
ズダヤクシュ  −ユキノシタ科− マイヅルソウ  −ユリ科− コチャルメルソウ −ユキノシタ科−
シロバナノヘビイチゴ −バラ科− ヒメゴヨウイチゴ −バラ科− フッキソウ  −ツゲ科−
ユキザサ  −ユリ科− ツバメオモト  −ユリ科− シロバナエンレイソウ −ユリ科−
 

   
ニホンザルのファミリー
田代橋からの眺め ウエストン碑
   
田代池橋から梓川右岸に渡って、帰途に向かいました。
途中、ニホンザルの集団に出会いましたが、餌をやらないというルールを観光客もサルには守っているようで、
集団は警戒するふうでも、何かをねだるふうでもなく、悠々と通り過ぎて行きました。
(オシドリ、マガモなどには餌を与えている人を度々見かけました。)

毎年6月の第1土・日曜日にウエストン祭が開催されるそうで、ウエストン碑には花が飾られていました。
ウエストン祭が終る時間に沢渡に着いた私達に、駐車場の係員が良い時に来たね、と言っていましたが、
昨日からの上高地の人出は大変なものだったようです。

6時10分頃ホテルへ帰着。夕食後にはロビーでSさんのライン河クルーズのビデオを拝見しました。
環境への配慮でホテルは9時に入口のシャッターが下ろされ、消灯になります。
部屋の電気を点けているのは大丈夫ですが、朝が早かったこともあり、私達も早寝を決め込みました。
 

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