わずかに残るカルタゴ遺跡のひとつ、ポエニ人(フェニキアのラテン語読み)の聖なる広場‘トフェ’で、
フェニキア人が信仰するバール・ハンモン神とカルタゴの守護神タニト神(右画像)が祀られています。
ここから人身御供にされた幼児の骨がたくさん見つかり、カルタゴの幼児の生け贄習慣が有名になりましたが、
それはカルタゴのイメージを落とす為のローマ人説であるとか、自然死や動物の骨説など異論はあるようです。
(カルタゴが平和な時代の神へのいけにえは動物や自然死の子供であったことは確かなようです。)
墓石がたくさん並んでいるだけの場所に、ミモザやケシが彩りを添えていました。
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