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Egypt

     
 ギザやアレクサンドリアのホテル、公園で見かけた木の花です。
上の右端はフランス語でバンセイエという名前だそうですが、和名は分かりません。
下段左はデイゴsp、中はギンネム(緑〜茶色の濃淡いろんな色の豆を沢山つけている木もありました。)のようです。

 左の二つは砂漠(土漠)の地面を這うように咲いていた潅木で、ラクダ草と総称されるものの一種でしょうか。
ラクダ草の野生種をレジュン、家畜用に植栽したものをガガブと呼ぶそうですが、これはアラビア語名かもしれません。
いずれにしろ砂漠地帯では、種子と僅かな水分を運ぶ砂嵐が植物達にとって重要な役割を果たしているようです。
右は海岸に咲いていた花です。

 

 
Libya
 
 この欄の名前は分かります!左から、リンゴ、ユーカリ、ミモザです。
アフリカでリンゴに出会うとは意外でした。リビアでは小さなリンゴ1個とか、バナナ1本というデザートが多かったです。
リンゴは季節外れのせいかもしれませんが、あまりジューシーではありませんでした。
ユーカリは遺跡の並木として使っていたりしましたが、きっと成長が早いからでしょうね。

 ウスベニアオイ、アザミsp 、フウロソウspでしょうか。

 リビアのキュレーネ遺跡は、アポロンの泉が涸れたことがないというだけあって、野草の宝庫のようでした。
赤いヒナゲシは畑にも群落を作っていましたが、白は珍しいと思いました。
 左は園芸種として売られていることがあるようですが、名前を知りません。(追記:エルサレムセージであると
カメさんが教えて下さいました。)中も見たことがあるような、ないような・・・。
右は花はミヤコグサそっくりですが、葉がマメ科ではなさそうです。
 

  
Tunisia
 
 左は葉はトベラに見えましたが・・・・。花は芳香を漂わせていました。
中は花と実を同時につけているオレンジです。右は何の実でしょうか。
 チュニジアに入ると、オリーブ、ブドウ、牧草畑と一面に絨毯を敷いたような黄色の花が目立っていましたが、
色の薄い方はアブラナ科、濃い方はシュンギクだったようです。カルタゴのトフェで写して帰ったキクが、
シュンギク?と迷っていたのですが、ネットで調べると、地中海原産だそうですし、
「栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花一つほどにも着飾ってはいなかった。」と聖書にも出てくる由緒正しい?
花だそうですから、間違いないと思います。中国経由で平安か室町時代に日本へ渡来したようですが、
今でもヨーロッパでは観賞用、アジアでは食用と分かれているようですね。
中は咲き始めたアカンサス、右はウイキョウ(フェンネル)だろうと思います。
 ハウチワサボテンの実は食用とされているようですが、慣れない観光客はうっかり食べてはいけないそうです。
注意しようと思う間もなく食べてしまったお客さんに出会ったH添乗員さんは、口の中にいっぱいささった小さなトゲを
毛抜きで抜くお手伝いに大変だったことがあるそうです。
真中は写真では分かりませんが、大分実り始めたナツメヤシの実です。産地によって味、価格に差があるようです。
右はヘンナ(ヘナ)です。葉を染料に使うようですね。割礼に来ていた男の子の手の甲にもヘンナ入れ墨?がありました。
 

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