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2016・6・7 (火) 
高知~東京

石立八幡宮

火曜市

見足りない所があった場合の予備日と位置付けして、最終便を取っておいた帰京の日は本格的な雨模様となりましたが、
5日間を充分に堪能した後ですから、心残りなく、友人や兄姉とゆっくりとした時間を過ごすことができました。

早い午後便で帰京する前野さんも、9時に幼馴染みのお迎えを受けることになっていましたが、
その幼馴染みが私の中・高時代の同窓生と判明、ホテル前での短い立ち話の中でクラス名を言い合って、
高校1年の時に同じクラスだったことが分かりました。
こんな偶然もお土産に、前野さんとの高知旅がこの上ない成功裏に終わりを迎えました。

Mちゃんのお迎えを受けた私は実家へ向かい、一緒に神棚に挨拶をした後、増水した鏡川や石立八幡宮を見ながら、
雨の中を場所を変えることもないし・・・と兄夫婦と4人で2時間のティータイムを過ごしました。
11時半頃、立ち寄った火曜市は、雨の中でお店が櫛抜け状態になっていました。
その後、「行ける間はいつでも空港へ迎えに行くから」とうれしい言葉をもらって、新阪急ホテル前でMちゃんの車を降りました。

 


午後は新阪急ホテル内の「マンダリンコート」で姉の定番の冷麺ランチをいただいた後、
デパート内の喫茶室に場所を変えて、5時近くまでのんびりと姉妹話を楽しんで、旅の締めくくりをしました。

 

はりまや橋5時5分発のバスで空港へ向かいました。
田園風景にはそれ程の変わりがありませんが、今年4月下旬に高知南国道路、なんこく南IC-高知龍馬空港ICが開通し、
空港まで30分で到着したことには驚かされました。



6時25分発のANA570便は羽田上空の混雑のため、20分ほど遅れて雨上がりの高知空港を離陸しました。
機内待機の窓から「がんばろう日本」と書かれたJALの復興支援特別塗装機が見えていましたが、
九州便には「くまもん」や「めじろん」もペイントされているようです。



20分遅れて離陸したANA機は夕刻の曇り空を1時間余り飛んで、羽田にはほぼ定刻通りの7時50分過ぎに到着しました。



預けた荷物をピックアップして、8時35分発の渋谷行きリムジンバスに乗車、9時15分に帰宅して、
「初夏の高知旅」が無事に幕を下ろしました。

古稀という節目の年に半年余りをかけて計画を進めた帰郷旅は、
遅きに失したとも思える小学校同窓会デビューにかなり大きな不安を抱えて始まりましたが、
終わってみると、予想をはるかに超えた楽しい旅となりました。
そして今、人生の始まりのひよっこ時代に同じ学窓で過ごした仲間達が、余生と呼べる年頃になって再会することは、
放課後のようなくつろいだ空間で、ひよっこ時代に戻り、今を語り、明日への元気をチャージする場所かもしれないと思えて来ました。

そんな期待のもとに高知旅をご一緒した前野さん、藤原君と、半世紀ぶりに再会した合田君の4人で関東同窓会計画を始めました。
高知からの遠足組も交えて、来年5月に東京で同窓会を開催する予定です。
同窓生の輪が段々と大きくなっていくことを祈りつつ!

                                              (2016.7.6)



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