利尻島の北8kmに位置する礼文島はレブンシリ、沖の島という意味で、 アイヌの悲しい伝説が多く残されている島です。 最も高い地点が490mの礼文岳という島でありながら、多くの高山植物が咲き、「花の浮島」と呼ばれるのは、 高山帯に匹敵する厳しい自然環境が南からの植物の侵入を妨げているからだそうです。 通算10時間程島内を歩いて、可憐な野草たちにたくさん出会えましたが、 地球温暖化、開発工事、盗掘、観光客・・・花たちにとっての環境の悪化が心配です。
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