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  利尻島      Jun12  2003

鴛泊港

リシリというのは、アイヌ語で高い山の島という意味だそうです。
標高1721mの利尻山はいろんな場所からその美しい山容を見ることができます。
2〜30万年前に始まった火山活動によって形成された島が、
ほぼ今の形になったのは8千年前だといわれています。
旧石器時代から人が住み始め、近世初期からはアイヌの人々の住む島、
江戸時代には松前藩によって運上屋が置かれ、漁場が開かれたそうです。
秘められた数千年の歴史がうかがえる多様な自然に出会える島だそうですが、
1日足らずの滞在では表面をほんの一瞥した来たという所でしょうか。


 
オタトマリ沼 夕日が丘展望台

トドマツ、アカエゾマツの群落に囲まれた湿原では
ノハナショウブが咲き始めていました。


右手のポンモシリ島(アイヌ語で小さい島の意)は、
クロユリの咲く島で、海鳥のコロニーになっています。


エゾカンゾウ <ユリ科>   イワベンケイ <ベンケイソウ科>
リシリヒナゲシ <ケシ科> チシマフウロ <フウロソウ科>

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