山頂入口に立っていたローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が2000年に訪れたことを記念した大きな石碑には、
「UNUS DEUS PATER OMNIUM SUPER OMNES」(一つの神、万民の父が万民の上に)と書かれていました。
その先のフランチェスコ会教会を曲ると、カナンの地に行き着くことなくモーゼが没したといわれる地点に、
「モーゼが砂の中から大蛇を救い上げたごとく、人の子たちも救い出される。」という
フィレンツェのジャン・ポロ・ファントニ作の蛇と十字架のブロンズのモニュメントがありました。
残念ながら山頂は死海からの湿気によるガスの為に眺望が利きませんでしたが、
修復工事のため入れなかったフランチェスコ会教会脇の資料館の写真で、
Dead Seaの赤字の2枠上がネボ山、その2枠左がイエスの洗礼の場所、左下がエリコ
左最下段がエルサレムという位置関係を確認することが出来ました。