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海抜1719m、面積3713kuのヴァン湖は琵琶湖の5.5倍という広大な湖ですが、
道路は整備されていても、まだそれ程、観光地化はされていないようで、
取り囲む山々、ターコイズブルーの湖面の自然の織りなすハーモニーが実に素晴らしいものでした。
周囲の山々から注ぐ小さな川はあっても、流れ出る川はなく、高濃度のソーダが含まれる塩湖だそうです。
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アラハット共同墓地 |
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ヴァン湖西岸のアラハットにある共同墓地へ行きました。
これら火山性凝灰岩でできた墓石は12〜16Cのセルジュクからオスマントルコ時代のものだと言われています。
800基ほど残った墓石には名前やアラベスク模様が彫り込まれ、ほぼメッカの方向に向けて建てられていました。
11Cのものと見られる住居跡も発掘されていました。
暑さをかこちながら見学していると、突然「お元気ですかぁ?」という日本語が聞こえてきてびっくりしました。
手を振っている女の子に「日本語が話せるの?」と大声で聞くと「ノー」と手を振っていましたが・・・。
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再びバスに乗って、近くのウル・キュンベットと呼ばれる13Cのお墓に寄りました。
この地域最大のお墓だそうですが、礼拝室まで設けられたこの立派なお墓の所有者は、
記録がなく、はっきりしたことは分かっていないのだそうです。
ここで、「お元気ですかぁ?」の女の子に再会しました。なかなかの美人です!
アンカラにあるガズィ大学でガイドの勉強をしていて、実は今朝、マラバディ橋でもすれ違った
実習旅行中の学生の一人で、日本にとても関心を持っている様子でした。
私達のガイドのツゥレイさんも家族4人全員がガイド業だそうで、
トルコではガイドは安定した良い仕事の一つなのかもしれません。
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3時前にウル・キュンベットを出発、ヴァン湖を左手に見ながら、タトワンに戻り、
トイレ休憩や近くのマーケットを覗いた後、2235mの峠を超えて、
自然や農作業をする人々などいつまでも見続けていたいような車窓風景を楽しみながら、
ヴァン湖南岸のエドレミットのホテルに5時半ごろ到着しました。
下段右側の写真は翌日船で訪れるアクダマル島です。
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