[ホーム] [目次] [P14]

 
Apr 22 2005
Le de Djerba〜El Djem〜Kairouan
 
 

 朝8時にホテルを出発して、アジムの町からフェリーでチュニジア本土へ渡りました。
丸いミナレットはジェルバ島特有の形で、抗争に巻き込まれたくないという意味を表すスンニー派の一派、
ハルジット派のモスクだそうで、小さい島ながら固有の文化を持つようでした。
右側のオリーブは樹齢数百年のもので、このように幹がねじれたり、株立ちしているのが古い木なのだそうです。
チュニジアには7500万本のオリーブの木が植えられていて、スペイン、イタリア、ギリシアにつぐ世界4番目の
オリーブ生産国で、皮手袋をはめて手で落とす収穫時には軍隊の手伝いも出るそうです。
カーフェリーの甲板で海風にあたりながら写真を撮っている中に20分ほどで対岸に着きました。

 

   
                                              YS
 闘技場から市街地を遠望  内部の通路
 店番?  闘技場前の土産物店
   

 旅行パンフレットには入っていなかった今回の特別プログラムで、エルジェムの円形闘技場に寄りました。
ローマの穀倉地帯の北アフリカの町の中、オリーブ油の輸出で繁栄したエル・ジェム住民の計画によって、
紀元200年頃に着工された円形闘技場で、ローマ、ヴェローナに次ぐ世界3番目の規模を誇っています。
アリーナ直径65m、闘技場162×118m、周囲427m、収容3万5千人で、現在もフェスティバルに使われています。
ローマ帝国時代にはオリーブ油の増税に反発した住民蜂起の結集場所になったり、帝国衰退後には
ベルベル人やイスラム教徒の要塞として利用されたり、オスマン・トルコの攻撃で西側が破壊されたり、
様々な歴史を辿りながらも、原型をかなりとどめた保存状態の良さで1979年に世界遺産に指定されています。
それまでの斜面を利用した闘技場と違い平面に建てられている所、
3段のアーチで囲まれている外周などに高い建築水準がうかがわれるそうです。

250年前までアトラス山脈にはライオンが住んでいたそうで、エル・ジェムというのは‘ライオンが隠れる所’
という意味だそうです。リビアのローマ遺跡に比べると、格段に観光地化が進んでいる感じでした。

 

   
メディナ(旧市街)の内部
 香辛料屋台  伝統菓子‘マクルード’
    ホテル‘ラ・カスバ’                                     TS
 

 夕方、カイラワンに到着し、メディナの中を散策したり、買物をしてから、6時半頃、歩いてホテルに入りました。
今回は60ディナール(5000円位)と吹っかけられたラクダの人形を、10ディナールでと交渉し、
結局15ディナールで買うことにしましたが、お釣りを渡す時、「これもらっておくよ。」と1ディナールを
ピンはねされてしまいました。やはりまだまだアラブ人にはかないません。
香辛料といい、お菓子といい、ピラミッド型が好きとみられるアラブの市場でした。
宿泊ホテルは文字通りカスバ(城塞)を利用した所で、内装もエキゾチックで、とても良い雰囲気でした。

P.S. 帰国後、マクルードをお試しいただいた方へ
私はショーケースに入れて売っているお店で買いましたので、衛生面は、今更ながらですが、ご安心ください!?

 

[目次] [P14]