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7つの世界遺産を巡るブルガリア周遊の旅
 
 

2010年が明けた頃、ふと「今年は季節の良い春に旅行しよう」と思い立ち、目に止めたのが、
W航空の看板添乗員のお一人であるNさんが添乗されるパンフレットで、
その中から日程の都合良さで選んだのがブルガリア周遊の旅でした。

当初はほとんどヨーグルトと琴欧州の国というレベルの知識しかなかった国ですが、
調べる中に前5千年紀の世界最古の黄金が発掘されるなど、
メソポタミアやエジプトに比肩する古い文化を持つ国であることが分り、
期待をふくらませながら出発日を待つことになりました。

「昔々神様が地上の土地を世界の国々に分配し終った時、ブルガリアのことをすっかりわすれていたことに
気がついて、しかたなく天国の一部を分け与えた」 (「神様がくれた国ブルガリア」明石和美著 愛育社)
という言い伝えがブルガリアにあるそうです。  

日本人にとっても懐かしい感じがする緑豊かな自然と長い歴史に彩られたブルガリアへの旅を
ご一緒にいかがでしょうか!



28 May 2010
 Narita〜Munich〜Sofia


朝7時半まえに自宅を出て、上野から京成スカイライナーに乗って、成田へ向かいました。
10時20分集合の30分ほど前に到着、ウェブチェックインが進んだせいか、ほとんど荷物を預ける手配だけで
ルフトハンザ・ドイツ航空は満席というアナウンスの割にはスムースに出国手続きが出来ました。

定刻を少し過ぎた午後12時半に成田を離陸、 ルフトハンザのエアバス320機の機内は新しく、
個人モニターも快調で、何よりトイレが階下にまとめて設置されている所が快適に感じられました。



飛び立って2時間ほどして1回目、ミュンヘンに着く1時間半前に2回目の機内食が出されました。
毎度、食欲をそそられるとは言えない画像ですが、記録としてご覧いただければ、と・・・。
1回目は豚肉の生姜焼きか白身魚のクリーム煮がチョイス・メニューとなっていました。



ハバロスクを過ぎたあたりで、ふと下を見ると不思議な光景が目に飛び込んで来ました。
アムール川の水蒸気が作りだした天然アートとでも呼ぶ色合いでしょうか・・・?

その後は雪をかぶったロシアの山脈や広大な大地が雲の間に見え隠れしましたが、
時速850km前後で飛行する景色の移り変わりには見飽きないものがありました。



北極圏からホワイト海に入る手前に流氷を集めた湾が見えた後、
フィンランド上空から序々に緑が増え、12時間余りで田園風景の広がるミュンヘン空港に到着しました。




ミュンヘン空港での乗り換え時間に買った4歳の孫との約束の腕時計が初買物となりました。
旅行中、孫娘は聞き分けがない時に「良い子じゃないってメールをする」と母親から言われ続け、
帰国日にはどきどきしながら幼稚園から降園して来たようです。



ソフィア空港

デデマン・プリンセス・ホテル

ミュンヘンを午後7時25分に発ち、2時間ほどのフライトで、時差を1時間調整して、
ブルガリアの首都ソフィアの空港に10時過ぎに到着し、
11時過ぎにホテルにチェックイン、11時半に部屋に落ち着きました。
日本時間に直すと朝の5時半などという未練は捨て、早々に現地時間に切り替えて、12時半に就寝しました。


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