モンゴル侵入後の14〜15世紀にハンガリー首都となったことのあるヴィシェグラードへ行きました。
「高い城」という意味を持つビシェグラードにはルネッサンス王マーチャーシュの時代には華麗な宮殿が建てられ、
「地上の楽園」とも呼ばれたそうですが、トルコ軍に占領された後、山からの土砂に埋もれ、
忘れ去られた地となっていた所、1934年にたまたま農夫が地下物置で宮殿跡を見つけたことがきっかけで、
発掘作業が始まったそうです。
標高315mの山頂近くまでバスで上り、要塞を見学しました。要塞内部には、時の王達の晩餐会の様子を
再現した部屋や昔の生活道具などが展示されていました。
ドナウの曲がりがよく分かる展望となっていて、ローマ時代からの天然の要害の地であったことが窺われます。
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