0時に美術史美術館が開くまでに時間の余裕がありましたので、シュテファン寺院へ寄りました。
ウィーンのシンボルともいえる寺院は、近くからではとてもカメラに収まりきらない大きさですので、
広場に置かれていた模型で全容をご覧下さい。
1359年から65年をかけて造った137mの南塔は、寺院の塔では世界3番目の高さだそうです。
観光用馬車が列をなす広場から、この寺院で結婚式、葬式を行ったというモーツアルトのレリーフや、
ハプスブルク家紋章である双頭の鷲のタイルが美しい屋根などを見ながら内部に入りました。
作者アントン・ピルグラム本人が覗き窓から身をのりだしているという石造りの説教台のまわりを
先生に引率された小学生が取り囲んでいましたが、
興味がなさそうな子供達が混じっているのは世の東西を問わないようでした。 |