昼食後の自由時間はTSさんとご一緒に城壁沿いのプロムナードを散歩しましたが、
昼食の頃から降り始めた雨が止まず、仕方なく早目に散歩を切り上げ、ランスイエー美術館へ行くことにしました。
行く途中、夕食のレストラン‘ジョルジュ・サンド’を見つけました。
サンドがパリへ行く途中によく利用していたのが店名の由来だそうです。
ランスイエーはクールベに師事、ドラクロワの友人でもあった人だそうで、彼の風景画が多く展示されていました。
ひとわたり館内を見て回っても、雨は止まないばかりか、雷が鳴り、雹さえ降って来ましたので、
徒歩2〜30分の距離に見えるホテルまで歩いて帰ろうという計画は断念せざるを得ませんでした。
これが今回のツアーでとても残念だったことの一つです。
フランスでは、6日働いたら必ず1日休まなければならないという規則があるそうで、
この日パトリックさんはお休み。1日だけのドライバーがホテルと市街中心まで何度も往復してくれました。
フランス人は冷たいとよく言われますが、この後も親切な場面に何度か出会いました。
田舎まわりだったせいかもしれませんが、 大きく括れる国民性はあるにしろ、
個人レベルでは、人の違いは個人差であると思われました。 |