ロッシュの街から東へ17km程、20分余りバスを走らせて、モントレゾールに着きました。
‘美しい村’認定基準には2つ以上の歴史・文化遺産が必要とされるようですが、
16世紀半ばに建造されたルネサンス様式の装飾を持つサン・ロッシュ教会、
11世紀にアンジュー伯が築城、フランス歴代王の相談役の所有になったり、フランス革命で破壊されたりした後、
1849年にナポレオン3世の友人のポーランドのザビエル・ブラニスキ伯爵が購入し、再建した城館、
羊の梳毛市場、16世紀の家並みがこの村の遺産のようです。中世がそのまま息づいているような村でした。
村の下を流れるアンドロワ川(ロッシュのアンドル川の支流)の周辺は牛が草を食んだり、釣り人がいたり、
広々として、のどかで、本当に気持ちの良い田園地帯でした。案内板によると、川には淡水性のスズキ、カマス、
サケ、ウナギ、ナマズなどがいるようで、釣っても良い魚の大きさが決められているようでした。 |