アムステルダム観光にバスで行きました。車窓に見るアムステルダムは赤レンガの建物と運河の街でした。
「外出するときは靴を磨いて下さい。汚い靴では道路が汚れます。」という冗談があるほど清潔だったこの街は、
ドラッグ愛好の若者が世界中から流入してきた1970年以降見る影もなく変貌したそうです。
移民に寛大で、売春、安楽死など自由と寛容の国のマイナス面といえるのでしょうか。
現在運河に浮かぶボートハウスは2500隻だそうですが、人が住むことで起きる‘垂れ流し’は、
週5回、水門を開けて90%の水を入れ替えることで清潔さを保っているそうです。
草を定植すると水入れ替え作業に支障が起きるので、草を植えた浮台?を設置しているのでしょうか。
この上で巣作りをしている鳥もみかけましたし、環境と生態系に配慮した構造物に見えました。
午前中、ゴッホ美術館でゴッホ作品とレンブラント生誕400年記念展「レンブラントとカラバッジョ」を観ました。
1年前の東京・国立近代美術館のゴッホ展に出品されていた作品の数々のお里帰りを確認したようでした。
記念展は二人の同じテーマの(主に神話や聖書を題材としたもの)作品を並べて展示してありました。
レンブラントの「預言者エレミア」にはやはり上野で出会った記憶があります。
記念展会場を出る時、外を見ると雨が降っているようでしたが、これは1999年に黒川紀章が設計した
別館(写真左側のガラスの建物)の水の流れの意匠だったようです。
ゴッホ美術館は撮影禁止でしたので、残念ながら画像でのレポートは出来ません。
右側の国立博物館には「400歳?私が?」と書かれたレンブラント記念展の大きな広告が下げられています。
オランダ人のユーモアには定評があるようですね。
運河沿いの店で、トマトクリームのスープとチーズとハムのパンケーキの昼食(写真を取り忘れましたが、
オランダ人好みのパンケーキは薄さも大きさもピザ位ありました。)の後、
ダイヤモンド研磨工場見学(工場というより観光用ショールームのようで、日本人スタッフが
かなりいましたが、我が3班には関心、購買意欲のある人はいませんでした。)、
そして国立博物館へレンブラント、フェルメールに会いに行きました。
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