9時にトゥールーズのホテルを出発、北へ1時間半余りバスを走らせてカオールのワイナリー、
シャトー・オート・セールへ行きました。
このあたりの石灰岩の地質に合ったぶどう、オーセロワ(マルベック種)で作るカオールのワインは、
タンニンが多く、こくのあるフルボディで、色が濃いことから‘黒ワイン’とも呼ばれています。
19世紀にフィロキセラの被害を受け、衰退していたカオール・ワインは、1971年にA.O.Cの認定を受けてからは
昔の名声を取り戻すべく、美味しいワイン作りに力を注いでいるそうです。
シャトー・ガイドのファビオさんの時々怪しくなる英語を、ドライブ旅行中に偶然立ち寄ったオランダ人女性2人組に
助けてもらい、フランス語と英語が飛び交う中、畑や破砕機、ステンレス・タンクやオーク樽を見学。
色から受ける印象よりは味も酸味も軽いワインを試飲して、記念の1本を手にワイナリーを後にしました。
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